Lightshipプラットフォームを公開して初めてのLightship公式開発者コンテスト「Lightship ウィンターチャレンジ」の結果をご案内します。
Lightship プラットフォームの提供を開始してからわずか2ヶ月ですが、たくさんの開発者の皆さんにLightshipを使った素晴らしい作品を作っていただきました。ありがとうございました!
Lightshipを活用した皆さんのクリエイティビティと、実現されたさまざまな体験に我々もとても驚かされました。中でもすばらしい作品を作られたのはこちらの方々です。
「Best in Show/最優秀賞」 は Alexson Chu 氏の「Snow Fight」に決定しました。「Snow Fight」は、Lightship ARDK の3つの柱である「Mapping」「Understanding」「Sharing」を組み合わせてユニークな AR 体験を実現することで、開発者が Lightship を使ってできることを最大限に表現しています。
Chu 氏は、あらゆる物理的な空間を仮想の雪で覆われたプレイ可能なエリアに変えることで、複数人での AR 雪合戦を実現しました。プレイヤーは自分のデバイスを使って雪の玉を作り、友達に投げつけることができます。古典的な冬のアクティビティを AR に持ち込むという、新鮮で魅力的な方法をすばらしいと感じました。
「ベストアンダスタンディング賞」 は、Patrick Catanzaritti 氏と Meri Catanzaritti 氏の「Weathergy」に決定しました。このゲームでは、プレイヤーは「夏チーム」と「冬チーム」のどちらかを選んで対決し、天気をコントロールするために切磋琢磨することができます。
「Weathergy」は Lightship のセマンティック・セグメンテーションを利用して、冬チームがリードしているときには空に雲を追加して環境に雪を降らせ、夏チームがリードしているときには地面や木の周りに花を咲かせて一日を明るくします。絶えず変化する雰囲気と、楽しいマルチプレイヤー技術やその他の機能を組み合わせた「Weathergy」は、Lightship ARDK の持つ複数の異なるコンポーネントを活用し、それらを上手にまとめた体験を提供しています。
「ベストマッピング賞」 には Andre Elijah 氏が開発した「Astral」を選びました。このアプリケーションは空間のメッシュをキャプチャーし、壁などの表面のメッシュを透視することで、壁の向こう側が見えるというマッピングの新境地を見せてくれました。「Astral」は、これを実用的に活用し、壁に仮想の柱を配置したり、水平面にライトの位置をマークしたりすることができます。「Astral」を使うことで、より効率的に家の改善をすることができ、正確に穴をあけたりスピーカーを設置したりすることができるようになります。
「ベストシェアリング賞」 は、Future House Studies 社の「Duel of Wizards」に決定しました。マルチプレイヤー・ウィザードリィのこの強烈なゲームは、Lightship ARDK の共有機能のすばらしさを示しています。1 つのセッションで複数のプレイヤーがプレイでき、お互いに呪文を避けたり投げたりして競い合います。プレイヤーは周囲にある空や地面、葉っぱなど、さまざまな要素をつかむことで唱える呪文の種類を変えることができます。
レベルが高い作品をたくさんご応募いただいたため、審査員にとっては難しい選択になりました。他にも火災の安全性からミュージカル生物、3D モデルのペイント、さらにはカタツムリの戦いまで、たいへん幅広い(そしてワイルドな!)分野の優れた作品がありました。これらのゲームにはメッシング、マルチプレイヤー、セマンティック・セグメンテーションなど、Lightship ARDKが見事に活用されていました。皆さんが作られた作品をぜひこちらの [ビデオ] でご覧ください。
OmigARi * Snailz * Ocean Painter AR * Tontachi AR * AREALM * ZoOllie * Snow Maker * Realverse * Fire Safety * Christmas Mood * RC Cars * DragonPet AR * Son AR * Aquatic Adventures * Creature Chorus * Lightship 3D Sky Segmentation * Rocket AR * The AR Translator
今回のウィンターチャレンジに参加してくれたすべての皆さんに感謝を申し上げます。Lightship の最新情報はLightship.devの開発者コミュニティで得ることができます。今後もこのようなチャレンジを開催予定ですので、ぜひコミュニティにご参加ください!